三 鷹 天 命 反 転 住 宅 | |||||||
第二甲州街道(東八道路)を通る度に、なんか奇抜な建物あるなぁ〜と思いつつ、幹線道路沿いなので車を止めてマジマジ見るわけにもいかず・しばらぁ〜くしてから裏に止めて見に行った時も美術館やギャラリ−でも無く入れなさそうだったので記憶から消えていた…のですがふとしたキッカケから
有料で中を見る事が出来るという記事を見つけ、申し込みました。 d(⌒▽⌒*) 要はココはマンションd 生活している人も居れば事務所として使っている人もいる。その一角にWeeklyで賃貸している物件があってソコが空いている時に見学ツア−が組まれる・ という訳です。ですから、ツア−は不定期に開催されます。築後数年経っていて大雨の中、見学する人そんなに来るのかな?と思ったらスゲ−いっぱい来た!w 建築家や建築・デザイン学科の学生風の人たちが多く見受けられました。多い時は今回の3倍強の人数が集まった時もあったそうです! 説明員が付きます。2部構成でワ−クショップもありましたが1部の見学だけ申込み。多分、2部は実際に色々な方法で使ってみる事を体験するという内容だと思います。 |
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外見は球とキュ−ブと円筒形の組み合わせに見えます。d(⌒▽⌒*) 入口にはビ−玉。入ると床がクレ−タ−様に起伏しています。裸足になって感じてくれと言われましたが、水虫の人がいたら嫌だな・と思い少し躊躇いましたがまぁ折角来たので裸足になって体感☆ 起伏の大きさは2種類あって大人と子供の土踏まずサイズに合わせてあるそうです。床と天井は水平が出ておらずどちらも傾いています。(断面が台形のイメ−ジ)詳しく聞いたら、ここは集合住宅形式になっていてABC3楝あり、基本構造は円柱形の中心部が1F〜3Fに分かれており、各フロア−部分に球体・円柱体・キュ−ブ体のユニットが接合され、 それぞれの水平レベルは出ていて、中の床と天井の造形で斜面を作っているそうです。お風呂はシャワ−のみd この後ろにスゲ−OPENなトイレがあります!4LDですってd 実際この部屋にお子さん連れの家族が3歳になるまで住んでいたそうです。 | |||||||
球体の内部はツルンツルンd靴下履いてると↑危ないくらいwd(⌒▽⌒*) この1ユニット内に見学者が最高で36人位入れたそうです。(意外と体積広いんですね) デザインだけでなく色彩もカラフルですよね!? どの角度からも・何処に居ても、顔を動かさずに多くの色が見えるように設計されています。(普通の人で8-13種類の色が見える) これは人の色認識では、いっぺんに見える色が6種類以上の時、それを個々の物体とは認識せずに全部ひっくるめて環境・自然として見るという理論に基づいています。この後、管理事務所内も見学〜☆ | |||||||
実生活で収納はどうするの?答えは上から吊るす d(⌒▽⌒*) 天井に沢山の丸カンが出ており、創意工夫してフレキシブルに自分なりにプロデュ−ス! 3Fのみ天井が高いですね。上の階の床下凹みが無い分。ココとは別に岐阜に養老天命反転地という公園と岡山に美術館もあるようです。 養老天命反転地は行った人は皆転び、救急車もよく出動していたそうな!? バリアアンフリ−なのか?と一瞬思いますが、反転地にしても反転住宅にしても、必ず手の届く所に手掛かりがあるd 足が悪い人でも捕まりながら自由に部屋の中を歩いて回れる設計なんだそうです。機会があったら岐阜の養老天命反転地行ってみたいです d(^-^)ネ! | |||||||
東京都現代美術館 庵野監督所蔵特撮展 | |||||||
通常、美術館というのは撮影できる場所じゃないんですがTV撮影スペ−スがあるのを知ってカメラ持って見てきました。 d(⌒▽⌒*) 巨神兵東京に現るというショ−トム−ビ−も放映されていて、撮影OKエリアにはそのセットも展示されていました。単に収集物の展示だけ?かと思っていたら 特撮技術のキモや新技術への発想過程等色々な面白い内容があってとても楽しめました。例えば戦闘機が海上を飛んでいる姿を撮影するのに、天井に海と艦隊を作り、そこから逆さまになった戦闘機を吊るします。下に45度傾けたデカイ鏡を設置し、横からカメラで撮るわけです。すると吊るしているピアノ線を消す作業しなくても 良いという訳です。今ほどCG技術が発達していなかった為の考えられた技法ですねd その他にも沢山、面白い技法が紹介されていました! | |||||||
そのセット内から撮ると こんな感じ 比べて↑ください。 | |||||||
意外にも東京タワ−とかマイティ−号とか、プラスチック成形ではなくブリキによる職人芸で作られていたんですねっ!? ウルトラマンのカラ−タイマ−の内側の造形処理とかも全て手作業で…。又ブリキで出来たマスクもあり、これ被ってアクションしたら目に刺さるんじゃないか?耳痛くなるんじゃないか?なんて思える物もありました。 |